第76回NHK紅白歌合戦に初出場が決まった韓国の4人組女性グループaespaを巡る過去投稿の問題が波紋を広げている。

中国出身のメンバー・ニンニンが2020年5月にファン向けアプリに卓上ランプの写真を投稿し、「かわいいライトを買ったよ。どう？」と書き込んでいたのである。

当該ランプはきのこ雲を模したデザインで、韓国の通販サイトの出品ページには「核爆発 ムードライト 広島のその日 広島 インテリア 照明 就寝など 原子爆弾 きのこ雲」との説明が記載されているのである。

この投稿が再び注目され、被爆者を冒涜するとの批判が広がっているのである。

12月2日の参議院総務委員会でも日本維新の会・石井苗子議員が取り上げ、NHKに対して出場判断について質問したのである。

NHKの山名啓雄専務理事は「所属事務所から、メンバーに原爆被害を軽視、揶揄する意図がなかったことなどを確認している」と説明し、出場に問題はないとの認識を示したのである。

一方、Change.orgでは「aespaの紅白出場停止を求めます」という署名活動が行われ、3日午前現在で12万件を超えているのである。

産経など複数メディアは同商品の説明を指摘し、NHK側の説明に疑問を呈しているのである。

また、日本では昭和20年の広島、長崎への原爆投下で同年末までに推定で21万人が亡くなっており、きのこ雲をモチーフにした商品に対する感情が強いことも問題を大きくしているのである。