11人組グローバルボーイズグループJO1の豆原一成と女優の市毛良枝が18日、東京都内で行われたW主演映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』（中西健二監督、10月24日公開）のプレミア先行上映会に出席した。

豆原は舞台あいさつで市毛の手を取り登壇し、人生初のエスコートに「めちゃくちゃ緊張して、どっちに行けばいいのか分からなくなっちゃった」と照れ笑いを見せた。

また出演オファー時の率直な心境について「本当に俺で大丈夫かな」と語り、W主演であることにプレッシャーを感じつつも「本当に光栄でこれからの人生の良い経験になる」と出演の喜びを述べた。

イベントでは互いに花束とサプライズの手紙が贈られ、市毛の手紙には「これからもたくさんの夢を実現していくのでしょう。夢見たことのために、小さな努力を重ねた自分を忘れないでくださいね。経験しか自分をつくってくれません。それって、筋肉と同じですよね。心の中に重ねた景色は未来を必ず豊かに彩ってくれます」とのメッセージが込められていた。

その手紙を受け豆原は瞳を潤ませ、「撮影に入るまで結構プレッシャーを感じていて『頑張れ、オレ！』って感じでやっていた」と感謝を述べ、最後は市毛の「世界に羽ばたいてください」という期待に会場が大きな拍手で応えた。

本作は島田依史子さんの著作『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』を原案とし、コーヒーにこだわる孫・拓磨と祖母の交流を描く家族の物語である。公開を控え、豆原の俳優としての一歩に注目が集まっている。