女優ソン・イェジンが第30回釜山国際映画祭の「アクターズハウス」に登場し、撮影当時の思い出を語った。イベントはプサン（釜山）ヘウンデ（海雲台）東西大ソヒャンシアターで行われ、ソンはオープニング作「仕方ない」の出演者として観客と向き合った。

ソンは共演で現在は夫になったヒョンビンとの縁に触れ、「ザ・ネゴシエーション」での初共演から「愛の不時着」へと続いた経緯を紹介した。質疑応答ではあるファンの問いに「幸せな瞬間が本当に多かった、なぜだろう」と笑って答え、続けて「毎日毎日幸せだった」と振り返った。

スイスでの撮影については「実は序盤に撮影したのだが、ドラマのエンディングまで撮らなければならない状況だった」と説明し、スケジュールの厳しさを明かした。パラグライダーで落下しリ・ジョンヒョク(ヒョンビン扮)に出会う場面など、当時の印象的な瞬間が今でも鮮明に蘇ると語った。

アクターズハウスは同映画祭のシグニチャープログラムであり、今年はイ・ビョンホン、ソン・イェジン、二宮和也、キム・ユジョンらが参加している。ソンの率直な語りは観客の関心を集めた。