ASUSがZenFone 4シリーズを正式発表し、アジア太平洋地域のスポークスパーソンにコン・ユを起用したと伝えられている。6つの新モデルが同時に発売されたと説明されている。

発表されたラインナップはZenFone 4 Pro、ZenFone 4、ZenFone 4 Selfie、ZenFone 4 Selfie Pro、ZenFone 4 Max、ZenFone 4 Max Proの6機種である。いずれもデュアルレンズのメインカメラモジュールまたはデュアルカメラ設計を採用し、ユーザーエクスペリエンスの向上を図っている。

フラッグシップのZenFone 4 ProはSnapdragon 835を搭載し、5.5インチ1080P AMOLED、最高6GBメモリと128GBストレージを備える。背面は1200万画素+1600万画素の組み合わせで、2倍光学変焦、最高10倍変焦、8倍進光量を謳い、バッテリー容量は3600mAh、ブラックとホワイトの2色展開である。

主流モデルのZenFone 4もデュアルレンズを採用し、120度の広角撮影に優れると記載されている。セルフィー特化のZenFone 4 Selfieシリーズや大容量バッテリーを特徴とするZenFone 4 Maxシリーズも用意される。

ただしすべてのモデルが全市場で展開されるわけではなく、台湾ではZenFone 4 Pro、ZenFone 4（4種類のプロセッサ搭載モデルを含む）、ZenFone 4 Selfie Proと将来発売予定のZenFone 4 Max Proのみが販売予定で、ZenFone 4 SelfieとZenFone 4 Maxは台湾市場には参入しないとされる。ASUSは市場ごとの販売ニーズに合わせてプロセッサ設計を差別化しているという。