「ソウルドラマアワード2025」の受賞リストが発表された。ゴールデンバード賞はベン・スティラー「セヴェランス」シーズン2が選出され、国際競争部門の大賞にはNetflix「アドレセンス」が輝いた。CJ ENMの「息子が死んだ」やApple TV+「パチンコ」シーズン2なども各部門で受賞している。

個人賞では演出賞に是枝裕和「阿修羅のごとく」とフィリップ・バランティーニ「アドレセンス」が選ばれ、作家賞にはダン・エリクソン「セヴェランス」シーズン2が挙げられた。男性演技者賞はオーウェン・クーパー、女性演技者賞はケイト・ブランシェットとキム・ミンハが受賞している。

K-ドラマ部門の作品賞にはNetflix「トラウマコード」とNetflix「おつかれさま」が名を連ね、男性演技者賞にチュ・ジフン、女性演技者賞にIUが選ばれた。国際招待部門（アジアスター賞）にはBLACKPINK ジスや白宇らと並び、坂口健太郎「さよならのつづき」が含まれている。

受賞リストにはAY YAPIM「The Good ＆ The Bad」などトルコ作品も含まれ、短編から長編、ミニシリーズとジャンルの幅広さが際立つ結果となった。今回のラインナップは配信プラットフォームや国籍を越えた作品評価の広がりを反映している。