三谷幸喜が脚本を務め、菅田将暉が主演するフジテレビ連続ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』（愛称『もしがく』）の追加キャストが発表された。10月1日スタートで、放送はフジテレビ系／毎週水曜22時である。

本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリーとして展開される。バブル前夜の若者たちの苦悩や恋模様、活気ある時代背景が描かれる。

富田望生は主人公の演出家・久部三成（菅田将暉）の劇団「天上天下」に所属する制作スタッフ・トンちゃんを演じる。小澤雄太（劇団EXILE）は劇団の主宰者・黒崎を演じ、久部とは一触即発の関係を見せる役柄である。

西村瑞樹（バイきんぐ）は「コントオブキングス」というお笑いコンビの彗星フォルモンを演じ、プライドが高いキャラクターとして描かれる。大水洋介（ラバーガール）はその相方・王子はるおを演じ、知的で品性を感じさせる芸人キャラを担う。

さらにひょうろく、福井夏、松田慎也ら個性派キャストの出演も発表されている。新人放送作家・蓬莱省吾役には神木隆之介が名を連ね、物語の冴えた人物関係に厚みを加える。

作品は笑いと涙を織り交ぜながら、当時の渋谷を舞台に“人間くさい”登場人物たちの交流と衝突を描いていく予定である。