菅田将暉が主演を務め、三谷幸喜が脚本を担当するドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に、小林薫、市原隼人、戸塚純貴、アンミカ、秋元才加、佐藤大空の出演が発表された。本作は三谷の半自伝的要素を含む1984年の東京・渋谷を舞台にした青春群像劇である。

菅田は成功を夢見る演劇青年・久部三成、二階堂ふみはミステリアスなダンサー・倖田リカ、神木隆之介は駆け出しの放送作家・蓬莱省吾、浜辺美波は八分神社の巫女・江頭樹里をそれぞれ演じる。追加キャストの小林はジャズ喫茶「テンペスト」のマスター・風呂須太郎（ふろすたろう）、市原は劇場の用心棒・トニー安藤、戸塚は交番勤務の純情警官・大瀬六郎（おおせろくろう）に扮する。

アンミカはダンサーのパトラ鈴木、秋元はシングルマザーのダンサー・毛脛モネ（けずねもね）、佐藤はモネの一人息子・朝雄（あさお）を演じる。三谷作品に初参加となる小林は、出演について「1980年代の演劇界のシーンに、何やら訳知りな謎めいた役での出演でした」「年齢を重ねる中で、才能ある人たちに囲まれて、ボクも少しはアップデートできたのかなと感じた時間でもありました」と振り返っている。

演出は西浦正記が務め、放送は2025年10月1日（水）22:00～（フジテレビ系）で毎週水曜22時からオンエアされる予定である。また9月10日に本作の予告編が地上波で初公開されることも明かされている。