Sexy Zoneから改名・再編されたtimeleszが2025年6月28日、千葉・ららアリーナ東京ベイでのツアーをスタートさせた。

新体制になって初のツアーで披露された楽曲『本音と建前』は、2023年にリリースされたSexy Zoneの24枚目のシングルである。

この曲は椎名林檎がメンバーの声の特徴を踏まえて作詞作曲を手掛けたため、各メンバーに割り当てられたパートがファンからも愛されてきた。

大サビの直前、松島聡、佐藤勝利、菊池風磨がカウントダウンした後に中島健人が「Sexy」とキメ言葉を放つシーンはライブの名物だった。

今年3月に中島がグループを卒業してからは、このパートを誰が担当するかが注目されていた。

timeleszの初日ライブでは、新メンバー橋本将生がその「Sexy」パートを担当。

SNSではファンから賛否両論の反応が渦巻き、中島健人ファンからは「オリジナルメンバーのパートに戻してほしい」という声が上がった一方で、橋本を支持し称賛するファンも多数存在した。

ライブ現場では橋本のパートに歓声が上がる一方で、一部では否定的な声も漏れており、ファンの間で大きな話題となっている。

負の感情だけでなく、新体制timeleszの歩みを温かく見守るファンも少なくない。

今回のツアーが旧Sexy Zone時代の楽曲をどう扱うかは推し活の視点でも注目されるポイントだ。

新メンバーとの融合を楽しみつつ、それぞれの思い入れも大切にしたいファン心理が浮き彫りとなっている。

なお、この楽曲の特別な意味合いと歴史を踏まえ、今後のライブでのパート割りがどのように変化していくかにも関心が集まっている。

推し活ユーザーにとって、timeleszの新たな一歩を見守る良い機会となるだろう。