TBS金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』が6月20日に最終話を迎える。主演の間宮祥太朗が演じる主人公・宇崎凌は、父の無実を証明するための訴訟に挑む。物語は、事故で父を失った過去を持つ新米弁護士・宇崎が、違法ぎりぎりの手法で訴訟を起こし勝訴に導く“無法者集団”が所属する法律事務所で繰り広げられる。最終話では、宇崎の母・純子が原告となり、父が勤めていたバス会社を訴えることに。バス事故の真相解明に向けて、原告・被告双方の主張が激しくぶつかる中、宇崎は調査のため初めて母と共に勤務先を訪問し、新たな真実を探る姿が描かれる。

また、浅見（りょう）が闇カジノに目をつけ、若者を潜入させるという裏の動きも物語に緊張感をもたらす。

原告の心に火を付け、訴訟の火種を生み出す本作は、弁護士の飽和する現代社会を背景に、法の「無法者」たちの発想で正義と金の間で揺れ動くドラマである。

間宮祥太朗が演じる宇崎の成長と葛藤、そして父の無実を巡る真実の行方に視聴者の期待が高まっている。

最終決戦に向けて巧みに張り巡らされた人間ドラマは推し活ユーザーにも見逃せない見応えを約束する。

緊迫の法律ドラマと若手俳優陣の演技が光るこの作品は、推しの魅力を再発見する良い機会となるだろう。

物語の結末を見届けつつ、出演者の感情の機微にも注目したい。