NHKが特集ドラマ『火星の女王』を12月に放送する。小川哲が原作、吉田玲子が脚本を務め、スリ・リンと菅田将暉が主演する未来を描くSF作品である。

菅田の人間味ある演技やスリ・リンというキャスティングのニュースは、ただ待つだけでも胸が高鳴る。推し活目線では、放送前に仲間と予想会を開いたり、放送日に合わせた観賞会を企画すると楽しさが何倍にもなる。ロックバンド「ディスク・マイナーズ」トークでカラオケやプレイリスト交換をするのも盛り上がるし、舞台設定をテーマにしたボードゲーム会や散歩会で作品世界を現実に引き寄せるのもあり。こういう熱量って、結局語れる相手がいると一気に加速する。トークルームで事前に空気感を確かめておけば、一人参加歓迎の場でも安心して飛び込めるし、今週末に同じテンションの人と会える場があるだけで推し活は現実に根づく。好きが企画になる場を作れば、観た後の再会や次のイベントにつながっていくはずだ。