韓国の人気グループBTSのジミンが6月11日に除隊を迎えるのを受け、世界各地でファン主導の祝賀イベントが開催されている。日本では札幌テレビ塔や横浜マリンタワー、名古屋のオアシス21が黄色にライトアップされ、カザフスタンやペルー、ハンガリー、ブラジル、アルゼンチンなどでも広告掲出やLEDトラックの走行といった多彩な祝福が行われている。メンバーの復帰や今後の活動も注目されている。

ジミンの除隊はニュースとしての意味を超えて、推し活を「リアルに動かす瞬間」だと感じる。スクリーンやビルボードの写真を眺めるだけでも胸が熱くなるが、その熱量を誰かと共有すると一気に思い出になる。語れる相手がいると、推しの話題は深くなり、次のイベント参加や自分で企画するモチベーションにつながる。今週末に同じテンションの人と会える場があるだけで、休日の予定が特別になる。気軽なカフェ観賞会や黄色いライトアップを見に行く小さなオフ会、一人参加歓迎の集まりから始めるのも良い。事前にトークで空気感をつかめると安心だし、参加後に次の約束が生まれると推し活は自然と続いていく。個人が企画を立てて好きがそのままイベントになる瞬間も最高だ。こうした現地祝福のムーブメントは、画面の外で会って楽しむ体験をより価値あるものにしてくれる。