イベント国立西洋美術館「自然と人のダイアローグ」感想

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「自然と人のダイアローグ」は、アトリエから出て、自然の中で「自然とは?」をテーマにして活動し始めた、19世紀の画家達を中心に展示されていました。モネ、ゴッホ、クールベ、ゴーガン、ブーダン(初めて知った)、セザンヌ、ゲルハルトリヒター等など…印象的なのはゲルハルト・リヒターの「雲」です。音声解説で「自然をそのまま描く…それは正確なのか?人間の視覚はそもそも自然をあるがままに写せるのか?その時々の環境と見る者の主観が必ず混じるのに、それは本当の自然なのか?」という言葉にハッとしました。現実と思い出、空想が入り交じる作品の数々…良かったです。