ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）の運営会社で、村山卓氏が今年6月に社長に就任した。生え抜き社員として初の社長であり、「NO LIMIT」をスローガンに掲げ、現場で体感する感動と興奮の提供を目指すと表明している。入社当初にパークの駐車場業務を担当した経験を自らの原点と語っている。

こういうニュースは、単に人事の話で終わらせるのはもったいない。現場重視・体験志向を強調するリーダーの元では、パークの“会いに行く楽しさ”がさらに膨らみそうだ。推し活目線で考えると、周年や新規IP導入のタイミングを狙って現地でしか味わえない瞬間を計画する好機である。限定グッズや夜の演出、細やかな接客の変化まで、現場の工夫が推し活のネタになる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。だから一人で行く勇気が出ないときは「一人参加歓迎」の集まりや初心者OKのイベントで現地デビューしてみるとよい。今週末に同じテンションの人と会える場があるだけで、推し活は現実に根づくし、写真を見返したときの語りも増える。自分で小さなオフ会を企画してみるのも手だ。運営側が「現場」を大切にするなら、ファン側も会って楽しむ体験を予定化して、仲間と一緒に熱量を循環させよう。