Vaundyの新曲「呼び声」が12月24日に配信リリースされた。本作はNHKとVaundyが行ったイベント『Vaundy 18祭』のために制作され、17歳から20歳までの“18歳世代”から募集した「本気」を表現する動画を素材に楽曲化された。12月23日の番組放送では、1000人の18歳世代と共にこの曲を披露した。

見解・楽しみ方考察：

「呼び声」は参加者の声や想いがそのまま楽曲の核になっている点が胸を打つ。推しをただ聴く／追うだけでなく、自分たちの“本気”を持ち寄って音楽体験を作るという発想は、推し活をより能動的にしてくれる。例えば、仲間と小さなリスニング会を開いて映像や歌詞の注目ポイントを語り合ったり、カバーや合唱アレンジを企画して実際に歌ってみると、曲の感触がぐっと手触りのあるものになるだろう。

こういう熱量は、結局「語れる相手」がいると一気に加速する。SNS上での短い感想交換だけで終わらせず、同じ温度感の人と会って楽しむ体験に落とし込むと記憶に残る思い出になる。初めての人でも参加しやすい一人参加歓迎の集まりや、気軽に歌えるオープンな場を探してみると良い。自分で小さなイベントを立てて、同じ“本気”を持つ仲間を募るのもおすすめだ。音源をただ保存するだけでなく、歌って、話して、会って広がる推し活にしていきたい。