コブクロの小渕健太郎が自身のInstagramで、ゆずの北川悠仁と優里との3ショットを公開した。12月20・21日にKアリーナ横浜で行われた優里の公演の楽屋で偶然会った場面で、3人が並んだ写真とともに小渕は「ストリートライブ出身の3人でパチリ」とコメントしている。北川も別カットを投稿し、互いのライブへの感想と来年の意気込みをつづった。

こういう“同じ土壌”を共有する先輩同士の並びを見ると、ファンとしては胸がざわつく瞬間だ。ストリートからステージへと歩んだ歴史があるアーティスト同士の距離感が生で見られると、推しの物語がぐっと身近になる。そうした写真は、「対バン」「コラボ」の期待を自然と膨らませるし、ファン同士でその可能性を語り合うことで楽しみが増幅する。ライブに行くだけで終わらせず、感想や妄想を持ち寄る場を作ると推し活が続きやすい。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。今週末にでも感想会や少人数の観賞会を予定化して、写真の細部や衣装・表情の違いを一緒に詮索してみてほしい。一人参加歓迎の集まりなら、最初の一歩も踏み出しやすいはずだし、そこでできた“仲間”が次のライブの予定を一緒に立ててくれるかもしれない。写真は一枚でも、その裏にあるストーリーを言葉にして共有すると、推しの存在が日常のエネルギーになる。現場で会う体験や、会った後に続く会話があるからこそ、推し活は長く豊かに続いていくのだと思う。