ILLITの新曲『NOT CUTE ANYMORE』が、楽曲をBGMに使った「フードつかみショット（Hood Grab Shot）チャレンジ」によって韓国発のトレンドからアメリカなど海外でも拡散している。チャレンジはフードをかぶった被写体を上から撮る錯視的なアングルが特徴で、TikTokやInstagram Reels、YouTubeショーツで使用数が増加。各国のチャートやストリーミングのランキングでも上位に入るなど注目度が高まっている。

こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。楽曲タイトルの毒っ気と、動画の圧倒的な可愛さのギャップが話題性を生んでいる今、推し活派としてはただ眺めるだけで終わらせたくない。まずは自分流の「フードつかみ」バリエを考えてみるのが楽しい。角度や背景、スピード変化（Sped upバージョンを使うのもあり）で同じ音源でも全く違う印象になるので、友達と撮り比べをしてプレイリストや短編ムービーにまとめれば、推しの話題が次の企画に繋がる。今週末に同じテンションの人と会える場があるだけで、推し活は現実に根付く。小さなオフ会や屋外での撮影会、一人参加歓迎の集まりを開けば、初対面でも「これどう撮った？」から会話が盛り上がるはずだ。

さらに、チャレンジの拡散は国や世代を超える交流のきっかけにもなる。海外のクリエイターの編集テクを真似してみたり、歌詞やビートの解釈で語り合ったりすると、ただの視聴が“共犯関係”みたいな仲間作りに変わる。推し活は継続が肝心なので、単発の投稿で終わらせず次の予定を入れておくのがコツだ。小さな企画を立てて、仲間と一緒に笑い合える体験にしてみてほしい。