日本テレビ『サクサクヒムヒム ☆推しの降る音楽祭☆』が12月27日23時30分から放送される。年内最後の1時間スペシャルにILLIT、絢香、マカロニえんぴつが出演し、MCの佐久間大介と日村勇紀が各アーティストの魅力を深掘りする。ILLITは2023年の韓国サバイバル番組出身の5人組で、デビュー曲「Magnetic」のMV再生回数が2億7,000万回超、デビューから2年でNHK紅白に連続出場するなど話題を集めている。

好きなものをとことん楽しむ視点で言えば、今回の特番は“推しを語る種”がたくさん詰まった宝箱のような機会である。スタジオでの深掘りトークやインフルエンサーの解説は、単に知識を得るだけでなく、自分の推し語りの引き出しを増やす最高の材料になる。スペシャルステージで披露される新曲「NOT CUTE ANYMORE」は、現場でのワクワクを増幅させる要素になり得るので、歌詞や振付、衣装の細部をチェックして“次に語るネタ”をストックしておくと楽しさが持続する。

観るだけで終わらせない工夫もおすすめだ。放送前に同じ推しを応援する人と「観る予定」を立てておくと、一体感が生まれて感想戦が盛り上がる。今週末に同じテンションの人と会える場があるだけで、推し活は現実に根づく。SNSでの感想共有はもちろん、歌割りやダンスの推しポイントをメモして、次のオフ会やカフェトークで語れるようにしておくと会話が弾む。一人参加歓迎の場や初心者歓迎のイベントを探して、放送後に小さな感想会を企画するのも手軽で効果的だ。

また、楽曲やパフォーマンスから次の推し活を“予定化”するのも長続きのコツである。新曲を聴き込んでカバーを作ったり、好きなシーンを集めたプレイリストを作成して友達に共有するだけで、推しとの接点が増える。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。年末の特番は単なる視聴にとどまらず、仲間と会い、次のイベントにつなげるための最高の起爆剤だと受け止めたい。