昭和レトロ居酒屋「代々木ミルクホール」仙台分店が11月4日、営業を再開した。運営は外食チェーンのドリームリンク（秋田市）で、2011（平成23）年12月の開業後、2022年12月の火災で焼失してから2年11カ月ぶりの復活である。

店内にはアイドルのブロマイドを500枚以上、レコードジャケットを1500枚以上ディスプレーし、階段周りにも所狭しと並べられている。BGMは1970～90年代の歌謡曲やディスコミュージックが流れる。席数はカウンターとテーブル合わせて42席で、営業は15時～翌1時、金曜・土曜は翌3時までである。

フードは全品220円、ドリンクは全品385円の均一価格で提供し、焼きそばやおでんなど約130種類の料理と110種類以上のドリンクをラインアップする。昭和の名曲をイメージしたカクテルも用意されている。客単価は2,200円で、再開から1カ月がたち常連客をはじめ年配者や会社員らでにぎわいを見せている。運営側は昭和世代には当時の記憶を、若い世代には目新しさを楽しんでもらえる場にしたいとしている。