11月28日(金)、武蔵大学江古田キャンパスの武蔵学園大講堂でTVアニメ「おそ松さん」第4期エンディングテーマ「バディ」のスペシャルトークショーが開催された。

サウンドプロデュースを担当した亀田誠治と、おそ松役の櫻井孝宏、一松役の福山潤、トド松役の入野自由が登壇し、約500名のファンと在学生が来場した。

本公演は「武蔵大学 おそ松さん学部 亀田誠治学長 特別講義」と題され、武蔵大学の「秋のライトアップイベント」の一環として行われた。

イベント前には、9月にリニューアルされた武蔵大学の学生食堂におそ松、一松、トド松の着ぐるみが訪れ、大学のマスコットキャラクター「シラキジくん」や在学生と交流したエピソードも紹介された。

2限目の「音楽」では、亀田が「バディ」制作の秘話を語り、櫻井は楽曲について「4期が6つ子の日常や時間の流れが分かるようなストーリー展開だったので、楽曲の雰囲気に合っていた」と述べた。

亀田は赤塚不二夫への愛着を明かし、歌唱を担当したあたらよのひとみの歌声と組み合わせることで情感のある楽曲を作ろうとした経緯を説明した。

制作の裏話として、亀田は「一晩で曲ができました」と述べ、その発言には会場や登壇者から驚きの声が上がった。

またレコーディング時にはモニターを使用せず、亀田と向き合って収録が行われたというエピソードも語られた。

3限目の「生活」では、事前にファンから募集した「バディ」に関する質問に答える時間が設けられ、制作側とキャストが作品への思いを直接共有する場となった。