日本酒造組合中央会は11月28日、「日本酒イベントカレンダー2025年12月版」を発表した。全国約1600の伝統ある酒類メーカーが所属する団体による、年末の催し案内である。

カレンダーは日本酒と触れ合える試飲やワークショップ、シンポジウムなどの催しを紹介している。特に「『伝統的酒造り』ユネスコ無形文化遺産登録1周年記念イベントin浅草」が目玉で、12月6日12:00～16:00に浅草文化観光センターで開催される。

浅草の会場では6階でシンポジウム、7階でパネル展示やワークショップ、8階で試飲体験が行われる予定である。併催や近隣では、12月6日～7日に東京交通会館1階ピロティで「愛知の酒 ポップアップストア in 東京」が実施される。

愛知のポップアップでは勲碧、木曽三川、我山、千瓢、國盛、神杉、奥、四海王の8蔵が参加し、蔵人から話を聞きながら試飲・購入が可能だ。入場は無料で、有料試飲は60ml 400円～。問い合わせは愛知県酒造組合（052-451-8211）。

また、KITTE大阪での「とやまの酒は最高の食中酒フェア～酒とお寿司と黒部宇奈月キャニオンルート～」など、地域ごとの特色を活かした催しも掲載されている。年末に向けて各地の日本酒を直接体験できる機会がまとまっている点が特徴である。