11月30日、乃木坂46 6期生による単独公演「新参者 二○二五 Live at THEATER MILANO-Za」が千秋楽を迎えた。同企画は坂道グループと東急歌舞伎町タワーとのコラボレーションで、乃木坂46 6期生、日向坂46 五期生、櫻坂46 四期生が各10公演を実施した。

休業中の小津玲奈を除く10名で臨み、瀬戸口心月が影アナで「1曲目はペンライトを消してお楽しみください」と告げてステージに登場した。会場が暗転すると限られた照明の中で「君の名は希望」を歌い始め、観客は10人のハーモニーに耳を傾けた。

増田三莉音は「ここから始まる6期生の物語。皆さん、最後まで見届けてください」と語り、「制服のマネキン」で会場の熱気が一気に上昇した。「走れ! Bicycle」では愛宕心響がセンターを務め、「おいでシャンプー」では鈴木佑捺らが柔らかな空気を作った。

最初の楽曲ブロックは川端晃菜センターの「ぐるぐるカーテン」で優しく締めくくられた。期別曲ブロックでは海邉朱莉が「いつかできるから今日できる」をソロで歌唱し、「今を大切に、信じていてください」とメッセージを残した。

その後は5人ずつに分かれて3期生楽曲「未来の答え」、4期生楽曲「キスの手裏剣」、5期生楽曲「いつの日にか、あの歌を…」を披露し、再び10人が揃って会場を盛り上げた。ラストは6期生のデビュー曲「タイムリミット片想い」や「なぜ僕たちは走るのか?」を含むパフォーマンスで締めくくり、笑顔と力強さを示して公演を終えた。