BABYMETALファンの推し活に見られる最近の傾向を整理する。SNSやイベント参加を通じた“共創”の動きが強まっている。

ライブ参戦だけでなく、ライブ映像の視聴会や配信アーカイブを使った観賞会の開催が増えている。地域やオンラインでの連帯感を高めるためのハッシュタグ企画やセットリスト投票が盛り上がりを見せている。

グッズ面では公式品だけでなく、リメイクや手作りを楽しむファンアート系グッズの人気が上昇している。古着のリメイクや刺繍ワッペン、限定カラーのネイルなど、個性を出すカスタマイズが目立つ。

観戦スタイルにも変化があり、従来のサイリウムに代わるスマホ連動ライトや手作りペンライト風アイテムが注目されている。音楽や衣装の世界観を尊重しつつも、周囲への配慮を重視する傾向が強い。

交流の場としては、ファン主導の展示やフリーマーケット、チャリティ企画などコミュニティ型イベントが増加している。新旧ファンの橋渡しや、情報共有の場としての機能が評価されている。

今後はデジタルコンテンツの活用とリアルイベントの両立が鍵となる見込みだ。推し活の楽しみ方が多様化する中で、マナーや著作権への配慮を伴った創意工夫が求められている。