櫻坂46の四期生が11月29日、東京・歌舞伎町のTHEATER MILANO-Zaで単独公演『新参者 二〇二五 LIVE at THEATER MILANO-Za』の千秋楽を迎えた。坂道シリーズ各グループの新人が出演する本公演は、乃木坂46 六期生や日向坂46 五期生と並び開催され、各グループが加入後の“現在地”を示す場となっている。

稲熊ひな、山田桃実が体調不良で終盤4公演を休演し、佐藤愛桜は怪我のため参加楽曲を減らしての出演となったが、残る7人は高い熱量でステージを駆け抜けた。白い衣装で登場したメンバーは「Alter ego」からライブをスタートさせ、山川宇衣がセンターで軽快なステップを披露した。

浅井恋乃未は休演の2人の気持ちを背負って走り抜けると宣言し、佐藤愛桜は参加楽曲が減った悔しさを語りつつも残る楽曲に全力を誓い、涙を見せた。続いて浅井がセンターを務めた「Nobody’s fault」ではクールかつパワフルな表現で先輩へのリスペクトを示した。

「摩擦係数」では佐藤と松本和子がダブルセンターを務め、難度の高いダンスに力強い歌声とアクロバティックな動きを交えて観客を魅了した。メンバーは短期間での成長を感じさせるパフォーマンスを連ね、会場のBuddiesや配信、ライブビューイングの観客を圧倒した。