お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲夫（44）と東ブクロ（40）が、賞レースから距離を置いた経緯と現在の活動状況を語った記事である。二人は大阪の松竹養成所で出会い、08年に結成された経緯が紹介されている。

『キングオブコント』や『Ｍ―１グランプリ』での挑戦歴がありながら、18年を最後に賞レースからの卒業を宣言し、森田は「賞を狙っても割に合わないなと思ったんです」と理由を明かしている。賞レースがもたらす不確実性や過度の競争意識が決断の背景にあると説明されている。

現在は休みが月に一日程度という多忙なスケジュールで、テレビ出演に加えラジオ番組のレギュラー3本、ネット配信のレギュラー4本を抱えている。YouTubeの登録者数はメイン・サブを合わせると軽く200万人を超え、総再生回数は７億回を超える規模に成長している。

賞レースから離れたことで単独ライブに注力できる時間が増え、ネタの作り込みが進んだ結果、単独公演の評価が上昇。単独ツアーは17年から毎年開催され、ツアーを初めて今年で８回目を迎え、会場はすべてソールドアウトが続いている点が強調されている。幅広い年齢層に支持される現状と、活動の軸を変えた成果が伝えられている。