コント公演『混頓vol.7』が、11月28日にTOKYO FMホールで初日を迎えた。『混頓』シリーズは新進気鋭の芸人やクリエイターが書き下ろした新作オムニバスコントを2本立てで上演する企画である。第7弾では脚本・演出を政池洋佑が務める『戦隊ヒーローの経理部』と、脚本・演出を﨑山祐(ファイヤーサンダー)が担当する『ようこそ、セカンドマートへ』が上演される。

出演は秋元真夏、北村諒、かみちぃ(ジェラードン)、北乃きいの4名で、日替わりゲストに近藤春菜(ハリセンボン)や山﨑静代(南海キャンディーズ)が参加する。開場時映像として友近が主演・企画・プロデュースを務めるコントドラマ『スナック由紀子』が流れ、映像監督・演出は並木慶、共演にじゅん選手とありんくりんが名を連ねる。幕間では日替わりコントとして友田オレが登場する。

政池洋佑は初めて舞台の演出・脚本を手掛けることについて稽古前の緊張や不安があったが、稽古を通じてキャストと作り上げる楽しさを実感していると述べている。﨑山祐は普段は5、6分の短いコントを作る立場である中、30分のユニットコントや芸人以外の共演者との仕事に手応えを感じたと語る。

『特にかみちぃさんにとても負担の大きい台本なのですが、それを全部完璧にやってくださっています。』との言及もあり、笑いを第一に据えた演出構成が整えられている。11月30日16:30開演の回は1週間のアーカイブ付きで配信予定で、現地に行けないファンも一定期間視聴できる機会が設けられる。