乃木坂46は今月26日に40枚目シングル『ビリヤニ』をリリースした。今回の表題曲では6期生の瀬戸口心月と矢田萌華が初選抜で初のダブルセンターを務める。

結成14年を迎える中で、3期生の久保史緒里、4期生の松尾美佑と矢久保美緒は同作の活動を最後に卒業する。選抜発表はテレビ東京系『乃木坂工事中』で行われ、チーム編成の意図が注目された。

キャプテンの梅澤美波は発表を振り返り、「何となく『（センターは）6期生かな』と思っていたら、ダブルセンターだったので、『こういう形で乃木坂46を見せていくんだな』と思いました」と語った。梅澤は2人の覚悟をすぐに感じたという。

副キャプテンの菅原咲月は選抜発表について「2人が本当に不安そうで、（瀬戸口）心月ちゃんが泣いているのを見て意思が固まりました」と述べ、「守らなきゃ」という感情が芽生えたと明かした。

瀬戸口心月と矢田萌華は、それぞれ6期生楽曲の『なぜ 僕たちは走るのか？』『タイムリミット片想い』でセンターを経験しているが、表題曲での真ん中は新たな重責でもある。グループは今後、「原点回帰になる活動を」として、新体制での表現を模索していく方針である。