アニメ『野原ひろし 昼メシの流儀』第8話（11月21日放送）では、「わんこそばの流儀」と「ケバブサンドの流儀」の2本が描かれた。Aパートでは野原ひろしが盛岡出張で取引先とわんこそばを食べ、プロジェクト中止の伝達に苦慮しつつ合計90杯を平らげる展開であった。

Aパートでは給仕の掛け声「どんどん、じゃんじゃん」による怒涛のそば投入シーンも描かれ、ひろしの苦笑いが際立った。後日、取引先からの新しい提案が採択されたようで、胸をなでおろすひろしであった。

Bパートでは声優・津田健次郎が陽気なケバブ店の店長を演じ、突然の“ケバブクイズ”や家族の話題でひろしとやり取りを見せた。店長の家族が埼玉県所沢市にいることが判明し、ひろしの「春日部とそんなに変わらないじゃねえかあ!」というツッコミで幕を閉じる構成であった。

直近は新人の高桐や後輩の川口などサブキャラクターの登場が続いていたが、この回はひろしを中心に据えた物語で久々の主人公回としての印象を残した。両パートに登場した個性の強い店員の描写や津田のノリノリの演技がSNSで話題になり、歓喜の声が上がったと報じられている。今後の放送にも注目が集まる状況である。