乃木坂46の3期生・久保史緒里の卒業コンサートが11月26日・27日に横浜アリーナ（横浜市港北区）で開催された。27日公演のアンコール前に流れたVTRで、NHK大河ドラマ『どうする家康』で共演した松本潤と有村架純が、久保の両親からの手紙をナレーションで代読する演出が行われ、会場からどよめきが起こった。

また、幕間に上映された久保主演のミニドラマには古田新太や平祐奈らが出演し、観客を驚かせた。公演は曲間を最小限にして進行し、本編はMC無しでほぼノンストップという構成で行われた。

久保は2016年に3期生として加入し、15歳でデビューしてからグループをけん引してきた経歴がある。俳優としては主演映画『左様なら今晩』、NHK大河ドラマ『どうする家康』、連続テレビ小説『あんぱん』などへの出演実績があり、今回の卒業公演にはそうした縁が反映された形となった。

SNS上でも「豪華すぎる」「久保ちゃんだからこそ実現した」といった反応が相次ぎ、VTR出演の演出が大きな話題になった。