『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』の新場面カットが到着し、アフレコを終えた杉田智和、阪口大助、釘宮理恵のコメントが公開された。作品は原作の吉原炎上篇を完全新作アニメとして映画化したもので、公開は2026年2月13日である。

場面カットには万事屋の3人がかぶき町で暮らす“いつもの様子”が垣間見えるカットが含まれている。物語の舞台は地下遊郭都市・吉原で、“夜王”鳳仙に支配された街に万事屋が足を踏み入れる設定で、原作屈指の熱いエピソードが大スクリーン向けに描かれる。

杉田智和は「16年も経てば忘れることも多いと思います。それは恥ではなく、新たに思い出す楽しみに変化していると思います。変化しているはずです。新しくなった『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』、お楽しみください。この時代によう「大炎上」なんて付けるよ」と述べ、長い年月を経た再提示への期待を示した。

阪口大助は視聴者の感情の変化に触れ、「日輪にものすごく肩入れできるようになっているかもしれないし、鳳仙の気持ちがわかるようになっている人もいるかもしれません。あの頃、子供でわからなかったことが色々わかるようになった状態でまた観るのは面白いと思います！」と語った。釘宮理恵は「16年も前に毎週アフレコをして皆さんと作り上げたとても壮大なお話を、わずか数日、怒涛の勢いで収録しました（笑）死力を尽くして頑張りました！」と収録を振り返っている。

今回の発表は場面写真とキャストの言葉を通じて、16年の時を経て生まれ変わる『吉原炎上篇』がどのように再提示されるかをうかがわせるものであり、公開を前にファンの関心が高まっている。