レグザブランドからワンボディ型サウンドバー新製品「RA-B500」「RA-B100」が投入された。いずれもVGP2026で評価され、RA-B100は部門金賞を受賞した。

RA-B500はDolby Atmos／DTS:X対応の3.1.2chで、Dolby TrueHDに対応する。左右／センター／右のツィーターとフルレンジの3ペア、底面下向きのBAZOOKAウーファー、左右トップスピーカーを含む合計9スピーカー構成である。

RA-B100は2.0chでツィーター用に20W×2、フルレンジ用に30W×2を備える100Wのマルチアンプ仕様だ。Dolby AudioやDTS Virtual:X、Bluetooth LE Audio、ARC対応HDMI、USB Type-A端子を搭載する一方、ハイレゾ再生には非対応である。

本体表示はRA-B100が6個のLED点灯パターンを用いるなど使い勝手に配慮した設計で、6種類のEQ（MUSIC／MOVIE／NEWS／SPORT／NIGHT／GAME）やBASS／TREBLE調整、サラウンドのオン／オフが可能である。

試聴では43V型「43Z670R」と組み合わせた環境で、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『ボヘミアン・ラプソディ』などを使用し、効果音やセリフの明瞭さ、音の広がりが良好と判断された。

RA-B100は市場実勢税込価格18,700円前後とされ、コンパクトなテレビ環境でもコストパフォーマンスの高い選択肢として位置づけられている。