2025.11.28
ジョニー・デップ、没入型アート展で絵画愛を語る
2025.11.28
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ジョニー・デップ（62）が27日、都内で自身による没入型アート展「A Bunch of Stuff － Tokyo」の来日記者会見に出席した。主演映画「パイレーツ・オブ・カリビアン／最後の海賊」のプロモーション以来、約8年半ぶりの来日であり、会見には約77分遅れて登場した。
デップのアトリエの雰囲気を再現する体験型展示で、米国以外では初開催となる。30年以上前に制作された自画像から最近のものまで100点以上の作品や私物、貴重なアイテムが米国から運ばれ、28日に高輪ゲートウェイNEWoMan高輪South“＋Base0（プラスベースゼロ）”で開幕する予定である。
デップは青いデニムのジャケットに黒ハット、ピンクのサングラスという出で立ちで登壇し、幼少期から素描や塗り絵が好きだったこと、本格的に絵の具を使った絵画を始めたのは30歳になってからだと語った。絵画については「実験のようなものであり、目の前にあることからの逃避で、瞑想（めいそう）的な時間だった」「これがなければ脳が爆発してしまうんじゃないかという、自分にとって必要なものだった」と述べた。
会場には女優へディ・ラマーに着想を得た新作グラフィックなど、著名人や公衆の視線をテーマにした作品も含まれるという。手に青いペンキが付着しており、ホテルでキャンバスに絵を描いてから会場入りしたことも明かした。展覧会はデップの制作したアートと私物を間近で体感できる機会として注目される。
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