鎌倉パスタ戸塚モディ店で舞岡高校とのコラボメニュー「筍と桜姫鶏のすき焼き風パスタ」が販売中である。考案者は同校２年の池田海龍さんで、「味や栄養面を考えた。いろんな人に食べてほしい」とコメントしている。

この企画は来年40周年を迎える戸塚モディが地域とのつながりを強める目的で発案したもので、既に他エリアでのコラボ実績がある鎌倉パスタと同校が協力して実施された。校内でメニュー案を募集すると生徒らから20品ほどが寄せられ、試食会などを経て３品が最終選考に残った。

３品は店頭で投票が行われ、池田さん考案のメニューが選ばれた。提供までの時間やコストと価格なども考慮され、同メニューは鶏肉を採用してたんぱく質を確保し、校舎裏の竹林にちなんで筍を使用している。

価格は税込１４１９円で限定２００食、なくなり次第終了となる。鎌倉パスタのイベント推進担当・江原慶太さんは「ＳＮＳ映えを意識した若者ならではの発想がよかった」と述べている。最終選考に残った同校１年の蛭田香春さん考案「まいおかるぼな〜ら」は校花・桔梗の紫色が特徴だったが商品化には至らなかった。

企画に携わった戸塚モディの加藤勝さんは、今後も近隣の高校や大学とのコラボが生まれる土壌を育てたいという展望を示している。