timeleszは11月12日に新体制後初のCDシングル「Steal The Show / レシピ」を発売し、好調な滑り出しを見せている。8人体制で臨む2025年の躍進を象徴する動きである。

12月には寺西拓人が主演を務める映画「天文館探偵物語」(12月5日(金)公開)と、原嘉孝の主演作「初恋芸人」(12月19日(金)公開)が相次いで公開される予定である。両作はメンバーの映画出演が続く重要な展開である。

「天文館探偵物語」は鹿児島市の天文館を舞台に、街を愛する探偵・蓮(寺西)がバーで働きながら探偵業も営み、DVから逃れてきた凪(大原優乃)と息子・翔真の誘拐事件をきっかけに街の再開発問題に立ち向かう人間ドラマである。物語では翔真の父親が地方創生担当大臣・板倉雄馬(西岡德馬)の息子・靖幸(室龍太)であることも明らかになる。

同作は約1か月半にわたり全て鹿児島で撮影され、寺西は「timelesz project -AUDITION-」の直前まで撮影に挑んでいたという。完成披露試写会では寺西が大勢のエキストラ一人一人に挨拶する“神対応”を見せ、自身の出番以外でも現場を訪れていたエピソードが伝えられた。

寺西演じる蓮には親しみやすく包容力のある空気感があり、オーディション番組で“国民の元カレ”と例えられた親和性の高さも指摘されている。寺西と原が共演を果たしている場面もあり、CDの好調とメンバー個々の映画出演が重なって2025年の新体制期における活動は多方面で注目を集めている。