人気サッカー漫画『ブルーロック』が2026年夏に実写映画として公開されることが発表された。制作は『国宝』や『キングダム』などを手がけたCREDEUSが担当する。

物語は2018年W杯で日本代表がベスト16敗退を受け、日本フットボール連合がW杯優勝を目指して設立した育成寮“青い監獄（ブルーロック）”を舞台に展開する。中心は“絶対的なエースストライカー”を育てるという異色のプロジェクトである。

コーチを務める絵心（えご）甚八は「エゴイズムにあふれるストライカーだ」と断言し、全国から集められた300人の高校生が299人を蹴落として1人の最強エースを目指す過酷な選抜に挑む。登場人物は全員“オレ様”で、個性の強さも人気の理由だ。

シリーズは2022年にアニメ放送を開始し、2024年にはスピンオフ漫画をもとにしたアニメ劇場版『ブルーロックEPIOSODE凪』も公開された。舞台化やアプリゲーム、イベントなど多方面の展開を経ての実写化決定で、原作の極限の育成設定やキャラクター描写の映像化に注目が集まる。