NHKの夜ドラ『ひらやすみ』第13回が11月24日に放送された。放送は総合の月〜木曜午後10時45分の枠である。

第13回ではマンガ家を目指す小林なつみ（森七菜）が、投稿したマンガが受賞し出版社を訪問する場面が描かれる。なつみは出版社で緊張と不安を抱え、廊下のブースで1時間も待たされる展開となる。

副編集長の二階堂を駿河太郎が演じ、なつみは二階堂と言葉を交わす場面がある。帰宅後はヒロト（岡山天音）と一緒に夕食の準備をしながら出版社での出来事を語る場面が描写されている。

ヒロトはなつみの話を聞きながら、俳優を目指して初めて芸能事務所に行った時のことを思い出す描写が盛り込まれている。記事は第13回の場面カットを一挙に掲載する写真特集も併せて紹介している。

原作は真造圭伍が『週刊ビッグコミックスピリッツ』で2021年から連載中の同名マンガである。物語は29歳のフリーター生田ヒロトが、近所のばーちゃん和田はなえ（根岸季衣）から譲り受けた一戸建ての平屋で、山形から上京した18歳のいとこ小林なつみと二人暮らしを始め、周囲に生きづらさを抱えた人々が集まる設定である。