横浜流星が主演を務める大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』（NHK総合ほか）第45回「その名は写楽」が23日に放送された。物語では蔦重（横浜流星）が定信（井上祐貴）らの依頼を受け、平賀源内（安田顕）が生きていると世間を騒がせるための大型プロジェクトを発足させる決意を固める。妻・てい（橋本愛）の後押しもあって蔦重は芝居町へ向かう。

蔦重は役者が通りで総踊りをする「曽我祭」を利用し、源内が描いたと思わせるような写実的な役者絵を出す計画を立てる。なじみの文人や戯作者、絵師を集め、生前の源内が描いた蘭画を見せつつ制作を提案。参加者たちは画号を考え始める。

喜三二（尾美としのり）が「“しゃらくさい”ってのは、どうかね？」と呟き、蔦重は紙と筆を手にして“写楽”という文字をあてる場面が描かれる。絵師たちは“源内が描きそうな役者絵”を作り始めるが、蔦重はなかなか満足せず制作は難航する。

制作中の混乱をよそに物語は驚きのラストを迎え、歌麿（染谷将太）が蔦重の前に姿を見せる。放送中および放送後には「写楽！爆誕！」「写楽プロジェクトチーム始動!!」「写楽の正体、そう来たか…！」といった投稿が相次ぎ、「蔦と歌コンビ復活？？」「最後のピースが埋まったー!!」などの反響も寄せられた。