京都鉄道博物館は、JR西日本の「WEST EXPRESS 銀河」を12月18～24日に特別展示すると発表した。ブルネル賞の優秀賞を9月に受賞した同車両を今年の締めくくりの展示車両に選定している。

展示は本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアで行われ、「モハ117-7036」「モハ116-7036」「クロ116-7016」の3両を展示する。あわせて京都鉄道博物館の収蔵車両クハ117形も展示される。

展示期間中は一部の日を除き、10時から16時30分まで2・3号車の車内も見学できる。期間中は「SLスチーム号」への特製ヘッドマーク掲出や車両銘版下への「車両銘板風展示記念シール」貼付といった連動企画も実施される。

また、12月20・21日には「WEST EXPRESS 銀河」山陽コース沿線の山口県、柳井市、防府市による観光PRイベントを館内で行い、ふくだるまグッズのガラポン抽選や柳井金魚ちょうちん展示、銀河コラボグッズ展示などで各自治体の魅力を紹介する。

12月24日には「WEST EXPRESS 銀河」の車内で「WEST EXPRESS 銀河で夜更かし in クリスマスナイト」を開催し、事前申込みで参加可能である。チケットは「アソビュー!」で12月4日16時30分から12月18日23時59分まで販売され、販売枚数は31枚限定となる。

ブルネル賞優秀賞受賞を記念した特別企画として、同車両のデザインを担当した川西康之氏による同車両の解説ツアーを12月21日に開催し、事前申込みにより「tabiwaトラベル」で12月2日13時から販売する。