『ぼくたちん家』は心優しきゲイの波多野玄一を及川光博、クールな中学教師・作田索を手越祐也、楠ほたるを白鳥玉季がそれぞれ演じるホーム＆ラブコメディである。

11月23日放送の第7話では、玄一と索が晴れて恋人同士になり、家を買って一緒に暮らすために鯉登（大谷亮平）に教えてもらった「パートナーシップ制度」の申請を進める様子が描かれる。

索の元恋人・吉田（井之脇海）がヨリを戻したくて家探しを始める一方、鯉登はパートナーの矢倉（kemio）と大ゲンカし、それぞれの想いがこじれていく展開である。

玄一の母・千代子（由紀さおり）が北海道から上京し、索との初顔合わせにほたるも同席する場面がある。

玄一と親子のフリをしていることや「3000万円」の件は千代子には内緒であるが、千代子は思いがけず玄一の恋を「あらそう、いいじゃない！」と大賛成する。

千代子は最近ハマっているBL漫画の作者・羽毛ふとん（芋生悠）のサイン会に出席する目的も明かされるが、もう一つ大事な目的があるようだ。

また、第7話放送に先駆けて及川、手越、白鳥が歌う主題歌「バームクーヘン」が11月23日0時より配信開始となる。

「バームクーヘン」は甲本ヒロトの作詞・作曲による楽曲で、1999年にTHE HIGH-LOWSのアルバムに収録された曲をドラマの世界に寄り添う形でアレンジしている。

配信ジャケットには劇中に登場する犬のチャンとチャス、そしてばななの写真が使用されており、楽曲と物語が連動する趣向になっている。

この回では親孝行や居場所をめぐる心情の描写とともに、予期せぬ出来事が波乱を生む様子が示されている。