映画芸術科学アカデミーは現地時間21日、第98回アカデミー賞長編アニメ映画賞の審査対象作品を発表した。全35作品のラインナップには『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』や『チェンソーマン レゼ篇』など日本作品が含まれている。

記事では、細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』、STUDIO4°C制作の『ChaO』、人気アプリ原作の『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』、松坂桃李＆染谷将太が声優を務めた『ひゃくえむ。』も審査対象に名を連ねたと伝えている。

一方で、一部の作品はノミネート条件を満たしていない場合もあり、投票開始前まで当該部門の規定を全てクリアする必要があると説明されている。また、長編アニメ映画賞に提出された作品は作品賞を含む他のカテゴリーでもノミネートの対象となり得る。

今後のスケジュールとしては、予備投票は12月8日から12日まで、一部部門のショートリストは12月16日に発表される予定である。全部門のノミネーション発表は2026年1月22日、授賞式は2026年3月15日にハリウッドのドルビーシアターで開催され、ABCを通じて全世界200以上の地域で生中継される（日程は全て現地時間）。 (編集部・倉本拓弥)