『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』の公開を記念して、七海建人役の津田健次郎と夏油傑役の櫻井孝宏のインタビューが公開された。津田は声優参加前から原作の盛り上がりを強く感じていたと述べている。

自身が七海として参加することが解禁された週末に大きな反響があり、その週明けに「週刊少年ジャンプ」で七海が死ぬ展開が掲載されたため温度差と落差を実感したと語った。世界同時配信の影響で国内外の熱量を肌で感じ、海外で「なんで知っているの？」と声をかけられることもあったという。

全ての演技を終えた時には「自分の中で一度『呪術廻戦』が終わったような感じ」になったと振り返り、七海の最期の独白シーンについては監督含めアニメスタッフの愛情を感じながら丁寧に描かれていたと評価した。思い残すことのないよう精一杯演じたと述べている。

一方で櫻井は、偽夏油として五条の前に現れる場面で五条に違和感や不気味さを抱かせる表現を意識したこと、獄門疆で捕えることを目的に膨大な準備を経て演じたことを説明している。キャストと制作陣がそれぞれの役割で七海を送り出したとの認識が伝わる内容である。