佐藤健がTENBLANK from “Glass Heart”として表紙を飾るCUT12月号が本日発売された。『グラスハート』の実写化に向けた考えや制作の軌跡を誌面で明かしている。

日本のドラマや映画を新しい次元に持っていくにはコンテンツではなく人が鍵だと考えており、日本発のアジアスターの出現が必要だと述べている。端から見て日本人クリエイターはかっこつけすぎる面があり、狭くてもいいから深く刺す作品、熱狂を呼ぶ作品を作るべきだというスタンスを示している。

劇中音楽についてはTENBLANKの楽曲に加え、劇伴でも日本のDNAを持った音楽を惜しみなく出していきたいと語る。日本の音楽がオンリーワンであることに改めて気づいたとも述べ、世界に向けて音楽面でもアピールする意欲を示している。

役作りでは藤谷直季を演じるために歌と楽器に時間を投じ、プライベートの時間を犠牲にする度合いは「過去一かもしれない」と振り返る。作品内で登場人物たちが「好き」という気持ちの正体を探る様子にも注目してほしいとしている。