Netflixドラマ『イクサガミ』シーズン1最終話(第6話)のラストに、横浜流星が刀弥(とうや)としてサプライズ登場した。数秒の登場ながら強烈な印象を残し、視聴者に衝撃を与えた。

登場シーンでは「待ってよー。もっと遊ぼうよ」と話しかけつつ逃げ惑う参加者を容赦なく殺し、背中を向けた最後の相手を突き刺して「あー良かった。誰とも会えず木札が足りなくて」と笑顔を見せるなど、その狂気性を短時間で示した。

原作設定では刀弥は「億人に一人の才」と称される劇中最強の天才剣士であり、仏生寺弥助の血を引く「忌み子」という設定で、父が敗れた天才剣士・沖田総司をも凌駕する才能を宿す人物とされる。

劇中では正規枠外の参加者として現れ、カムイコチャや化野四蔵ら屈指の強豪を次々と撃破し、幻刀斎に重傷を負わせるなど戦局を大きく動かした。

また賞金山分けによる平和的解決案を拒み、主人公・愁二郎との決着を選ぶ描写がある一方で、最終決戦の勝敗は劇中で明示されていない。

原作小説どおりの設定が踏襲されれば、第2シーズン以降で最重要人物の一人として物語に深く関わることが見込まれる。

刀弥を演じる横浜流星は『国宝』(2025)での熱演や『烈車戦隊トッキュウジャー』(2014)でのブレイクが記憶に新しく、数秒の登場でも存在感を放ち続編への期待を高める役どころとなった。