RADWIMPSのメジャーデビュー20周年を記念したトリビュートアルバム「Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE-」が11月19日にリリースされる。全14曲の収録が決定しており、バンド初のトリビュートアルバムとして参加アーティストが毎日1組ずつ公開されてきた。

iri、上白石萌音、ずっと真夜中でいいのに。、角野隼斗（Penthouse）、SEKAI NO OWARI、DISH//、Vaundy、ハナレグミ、My Hair is Bad、Mrs. GREEN APPLE、宮本浩次（エレファントカシマシ）、YOASOBIらに続き、米津玄師の参加が発表された。

米津玄師がカバーするのは、RADWIMPSが2006年にリリースしたアルバム「RADWIMPS 3 ～無人島に持っていき忘れた一枚～」収録曲「トレモロ」である。シングル未収録ながらライブでも人気の高いこの楽曲を、米津がどのように表現するか注目が集まっている。

米津と野田洋次郎の初対面は2015年に行われた対バンツアー「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤」初日公演で、当時米津はステージ上で「RADWIMPSからはすごく影響を受けている」「クソみたいな高校生だった頃のヒーロー」と語り、アンコールではRADWIMPSと「有心論」をコラボで披露した。

以後、公私ともに交流を深め、2020年には初のコラボ曲「PLACEBO + 野田洋次郎」を制作している。今回のトリビュート参加について米津は「結局わたしはバンドという形式で音楽を続けることは叶わなかったけど、どんな形であれ音楽を続けてきてよかったと今は強く思います」とコメントしている。