りんたろー。が14日、都内で絵本『しっぽのみじかいとかげくん』（小学館）発売記念ミニトークイベントに出席した。自己紹介で「絵本作家のりんたろー。です」と述べ、初の絵本出版を報告した。

パパになってから絵本の話はあったが、EXITの活動で忙しく踏み切れなかったと説明した。周囲に「生きづらそうにしている人」が多いことに気付き、「このままでいいんだっけ」という思いが募ったことが小学館からのオファーを受けるきっかけになったという。

以前はしっかり絵を描いたことがなく、主人公のとかげくんをピンクで描いた際には「ひわいなかんじに」なったと明かした。マネジャーの反応を受けてiPadを購入し、絵画教室に通いながら「色をどうやって落としこむか」といった技術を学んだという。

制作は周囲の助けを得て進め、「息子のように育ててきた」と感慨を語った。1歳の息子が「令和のぐりとぐらだね」と評したことを紹介し、相方の兼近大樹については読んでいないと思われる点や「AIで書いた？」と突っ込まれたエピソードで笑いを誘った。完成を喜び、制作過程の苦労と支えを強調していた。