全国で公開中の映画『プレデター：バッドランド』に、日本版声優として中村悠一が参加していることが明らかになった。作品はシリーズで初めてプレデターを主人公に据えたサバイバルSFアクションである。

監督はダン・トラクテンバーグ、若きプレデター・デク役はディミトリアス・シュスター＝コロアマタンギ、アンドロイド少女ティア役はエル・ファニングが務める。日本版では早見沙織がティア役を担当している。

本作は2025年11月07日（金）に日米同時公開を迎え、日本では先行上映を含む週末3日間で観客動員16万4790人、興行収入2億6414万5400円を記録し、『プレデター』『プレデター2』『プレデターズ』『ザ・プレデター』を上回るシリーズ史上最高のオープニング成績を達成した。

中村がどのキャラクターを演じているかは明かされておらず、劇場での答え合わせとなる。併せてYouTubeではメイキング映像が公開され、VFXスタジオ・WETAとともに作り上げたクリーチャー表現の舞台裏が紹介されている。

本作は敵対的だったプレデター像を刷新し、主人公デクを通じて共感を呼ぶ物語を志向している点も注目されている。吹替キャストの参加発表は国内での関心をさらに高めている。