BLACKPINKのロゼの楽曲「APT.」がレコーディング・アカデミーの主要部門にノミネートされた。今回「最優秀レコード賞」と「最優秀楽曲賞」の候補に挙がった点が報じられている。

K-POPのアーティストが同賞の一般部門にノミネートされるのは史上初であり、国際的な評価拡大を示す出来事である。楽曲はブルーノ・マーズとのコラボレーションである。

「APT.」はビルボードのホット100に45週連続でランクインするなど商業的な成功を収めている。さらに同曲が収録されたデビューアルバム『Rosie』（2024）はビルボードのホット200で3位にランクインした。

ロゼは過去に米『ハリウッド・リポーター』で「それは、私自身がこれまで疑い続けてきたことをいい意味で間違いだったと証明する機会になります。もし実現すれば、私だけでなく多くの人々にとって大きな意味を持つはずです。私を信じてくれた全ての人々を祝福する瞬間となるでしょう」と語っている。

また、今年のグラミーでは『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』の楽曲「Golden」が最優秀楽曲賞にノミネートされ、KATSEYEも最優秀新人賞にノミネートされるなどK-POP勢の躍進が目立つ。今回のノミネートはジャンル全体の世界的評価を象徴する出来事であり、受賞の行方に大きな注目が集まっている。