タレントの手越祐也（37）が俳優活動と音楽活動で存在感を示している。かつての“ヤンチャ系”のイメージから変化し、日テレの“身体検査”をクリアして10月期連続ドラマ「ぼくたちん家」（日曜午後10時30分）へ出演した。

作品では及川光博が主演の動植物園職員役を務め、手越はゲイの中学校教師役を演じる。トレードマークの金髪を黒髪に戻したイメチェンも注目を集め、演技が作品にハマっているとの評価がある。

また、9月放送の「世界の果てまでイッテＱ！」では自身5年ぶりの単独ロケで中国へ渡った様子が紹介された。バラエティーやドラマでの起用が続き、日テレとの距離が一気に縮まった感がある。

音楽面では自身がボーカルを務める3人組ロックバンド「T．N．T」の楽曲「未来へ」が、日テレ系で中継される「第104回全国高校サッカー選手権大会」（12月28日開幕）の応援歌に採用された。もともとバラエティーでの笑いのツボを知る芸達者なタイプと評され、他局や映画の製作サイドから出演オファーが届きそうだ。

2020年にジャニーズ事務所（当時）を退所後、フリーで活動を続けてきたが、最近は会食が減り「クリーンな印象」との日テレ関係者の声もある。こうした動きを受け、古巣のSTARTO ENTERTAINMENTへの“出戻り”をすすめる声も上がっている。