マカロニえんぴつが新曲「ハナ」を11月1日に配信リリースした。

「ハナ」は同バンドが初めて『みんなのうた』に書き下ろした楽曲で、タイトルははっとりがかつて実家で飼っていた愛犬の名前、リリース日は“犬の日”に合わせられている。歌詞は犬の視点から飼い主への思いを綴り、〈待ってたよ 言われたとおり／少し眠っちゃったりしたけど〉など無邪気で純真な感情が表現されている。

一方で藤井 風の「Hachikō」は飼い主目線の楽曲であり、忠犬ハチ公の逸話を下敷きにしつつ〈You’ve been patiently waiting for me〉などの英語ラインを含む。

「Hachikō」はアルバム『Prema』に収録されており、同アルバムタイトルはサンスクリット語で“愛”を意味する。

さらに、セカンドバッカーの「犬とバカ猫」は今年7月リリースで、好きな人とのすれ違いや別れの後の愚かさを歌い、〈2人になった途端君は本当子犬みたいだね〉といった描写がある。

同曲は10月29日公開のBillboard JAPAN「Heatseekers Songs」で4週連続首位獲得とSNSを中心に話題になっている。

これらの楽曲はいずれも犬や猫というモチーフを通じて「誰かを大切に想う気持ち」や「絆」を異なる視点から表現しており、飼い主視点と動物視点の対比から感情表現の幅が際立つ。