BIGBANGをはじめとするK-POPファンの間で、オンラインとオフラインを組み合わせた推し活が定着している。配信視聴を中心にした「同時視聴パーティー」や、楽曲再生やチャート応援のためのスケジュール共有が活発だ。

ファン同士でハッシュタグキャンペーンを企画し、記念日やリリース日にはSNSでの露出を高める取り組みが見られる。サプライズ広告や駅貼り、車両ジャックなどの大型プロジェクトも、企画段階から分担を決めて進められることが多い。

ライブ前後は会場周辺でのペンライト色統一や応援うちわのデザイン共有が行われ、現地参加者同士の連携が強まっている。グッズ交換会や手作りのファンアート展示、フードトラックの出店といった交流型イベントも定番化している。

越境ファンの増加に伴い、翻訳チームや多言語での情報発信も重要視されている。マナー啓発や公式ルールの尊重を呼びかける動きも強く、安全で長続きする推し活の土壌作りが進んでいる。

推し活のあらゆる側面で「参加しやすさ」と「創造性」が両立してきており、小規模な応援でも目に見える形で成果を出せる工夫が増えている。今後もコミュニティ発の新しいアイデアが続々と生まれると見込まれる。