俳優ソン・ジュンギ（40）が10月25日に開催したファンミーティングを所属事務所HighZiumStudioが成功裏に終えたと発表した。今回のファンミはソン・ジュンギが単独で進行し、MCを置かず最初から最後まで自らステージをリードした。客席のあらゆるエリアを自由に歩き回り、ファン一人ひとりと目を合わせて会話を交わすなど直接の交流を重視した。

「HAPPY CLOVER」コーナーでは食べ物・作品・音楽など彼の好みを紹介し、「ジュンギに聞いてください」ではファンからの質問にSNSを通じてリアルタイムで答え、少し不器用ながらも誠実に答える姿に会場は終始笑いと温かい雰囲気に包まれた。第2部には同じ事務所の女優キム・ジウォンがサプライズゲストとして登場し、『太陽の末裔 Love Under The Sun』や『アスダル年代記』での共演を経た再会がファンにとって特別な感動を生んだ。

公演ではファンとのゲームやサプライズイベントなど多彩な内容が展開され、ソン・ジュンギはクァク・ジンオンの『名前』を歌いながらステージ後方のLEDスクリーンに来場したすべてのファンの名前を星のように浮かび上がらせる演出を行った。本人は「いつも僕の名前を呼び、応援してくれる皆さんの名前を、今度は僕が呼んであげたかった」と語り、終盤には「俳優として良い作品でまたお会いしたい。今日のテーマは“幸せ”だったが、皆さんが僕の幸せそのもの。今日という日がとても幸せでした」と感謝を伝え、クァク・ジンオンの『自慢』を歌ってフィナーレを飾った。公式ファンクラブ「キエル」への言及もあり、ファンとの絆を改めて示す公演となった。